妄想の住人
今から約8年前に「火星考古学」なる動画をアップしていた人物が居た。
その動画は「火星には古代文明が眠っている」と主張するもので、火星探査機から撮影した画像を特殊なフィルタリングを掛けることにより、地表には現れていない「火星の古代文明の痕跡」を視覚化するという内容の物だった。
その「火星考古学」の発見?を意気揚々と動画にしてアップしていたのが「zaursu/ザウルス」氏である。
ザウルス氏のYoutubeチャンネルは、Google様にBANされたらしく、今では閲覧が出来なくなっている。氏の運営するブログは未だ健在なので、そのURLを貼っておこう。
「火星考古学1」 ←クリックでブログへ
記事にした理由
なぜ?唐突にこの妄想狂人の話題を取り上げたかと言うと、
Twitterで意味不明な絡みを求めてきたので、適当にあしらっていたら、
その後、看過出来ないフラットアーサーに対する誹謗中傷を行うようになったから です。
まあ、個人的な中傷なら、いつも球体戦隊を相手にする要領で、ぶった切ってやれば良いのだが、私以外のフラットアーサーにも「公開質問」なる身勝手な行為を展開してくるようになり、これはほかっておくと他の大人しいフラットアーサーにも波及するのではないか?と心配になり、こうやって、記事にすることにした次第であります。
ザウルス画像は妄想による捏造
【結論】から言うと、
ザウルス氏の主張している「火星考古学」は、まったくのFAKE画像です。と言うか、Photoshopのブロックノイズを自身の妄想で「アーバンテクスチャー」と言い張っているだけの妄想狂言野郎です。文章で書いても、何のことやら?分からないと思いますので、実際にザウルス氏がブログで使用している画像をここに転載します。
妄想FAKE画像の種明かし
まあ、私が単に妄想だと認定しても、これを読まれる方にしてみれば「中傷への腹いせ?」としか思われないでしょう。
ですから、ザウルス氏の画像が単なる画像加工過程におけるブロックノイズだと言う事を証明してみましょう。
方法は簡単です。氏の画像と同じ様な画像処理を私が行うだけです。その画像が下の画像です。
どうでしょうか?
色分けは違っていますが、画像に現れた形状は、ほぼ同じです。
この画像を当のザウルス氏に見て頂き、「いい線いっているじゃないですか。」とお褒めの言葉も頂戴したので、この画像フィルタリング技術はザウルス氏公認の技術と昇華しました。
上記のありがたいリプにより、私のフィルタリングも、ザウルス氏に公認いただけたものと解釈しても良いですよね?
と言うことで、改めて「火星考古学フィルタリング」を別の画像に適用してみましょう。
(画像クリックで拡大します)
ご覧いただいた通り、ザウルス氏公認の火星考古学フィルタリングは、火星以外の様々な画像にも適用出来るのです。そして、いろいろな画像表面に「火星の古代都市」を描画してくれるのです。
皆様は、鮫の皮膚に火星古代都市が眠っていると思いますか??
ポンチャートレイン湖の上空に火星古代都市が浮かんでいると思いますか??
電車内にも火星古代都市の痕跡があるのでしょうか??
もう、お判りですね。ザウルス氏が火星の画像を使ったPhotoshopによるフィルタリングは、単なる画像編集ソフトによるブロックノイズなのです。 決して、火星古代都市の痕跡が現れた訳ではありません。
そして、その裏付けとして、このフィルタリングはキレイな画像、つまり、画素数が多くて加工が少ない画像には、ノイズが現れにくい事が言えます。従って、画像加工による画像破綻が、元々起きている画像をフィルタリングすると、より多くの「嘘の火星古代都市」が出てくるのです。
写真でなくても、ブロックノイズは発生します。このザウルスが作成したCGでも火星古代都市となります。↓↓↓
すべては幻想
もう、目が覚めましたか?ザウルスファンの皆様方。
彼の主張していた「火星考古学」は、単なるノイズで、火星古代都市の痕跡とは違うのです。
そのコンピューターが生み出したブロックノイズを火星古代都市→火星人に繋げたかったのかは定かではありませんが、彼の主張していた「火星考古学」の画像や仮説は、彼が生み出した単なる妄想なのです。
ここまで、はっきりとは言いたくはありませんでしたが、
ザウルスは「狂人的妄想虚言癖老人」なのです。
彼の勘違い加工画像が生み出してしまった、幻想のストーリーだったのです。
火星に古代都市は存在しません。
すべては、ザウルスが生み出した幻想なのです。
海底考古学も妄想の産物
デマゴギーと言うか、これもザウルス氏の「妄想」なのです。
こちらも残念ながら、チャンネルをBANされてしまっているので、今では閲覧することが出来ません。
簡単に内容を説明しますと、Google Earthで海をつぶさに観察してゆくと、海底の部分に巨大なキャタピラーが通った様な跡が見られるが、これが「海底クローラーの軌跡」と言う主張なのだ・・・。
Google Earthでは確かに海底の部分に、その様な場所があるのだが、これは単純に「大陸棚」と呼ばれる物であったり、「海嶺」という既知の海底形状であったりする。キャタピラーが付けた跡ではなく、海底火山の影響やかつての陸地が海没した痕跡なのである。
もし、妄想住人ザウルス氏が、それとは違うと反論するならば、これを言えば、即終了である。
海底クローラーの痕跡は、Google Earthが意図的に他の箇所をボカしているだけである。これも、単純に画像加工なのである。
彼(ザウルス/zaurus)の2大コンテンツである「火星考古学」「海底考古学」の2つは、両方ともに画像加工を勝手に解釈した末の「妄想」ストーリーなのである。
悲しいかな、これが現実である。
こちらに画像を貼っておこう。(画像クリックで拡大します)
まとめ
ここまで、ひとつひとつ丁寧に説明したつもりだが、どこか、間違っていた箇所はあるだろうか?
私にしては、割と丁寧に書いたつもりだが、敵意剥き出し様に感じられたのなら、それはそれで致し方ない事だろう。
最初は、この様な記事を出す事が良いのか考えたが、日増しにザウルス氏の誹謗中傷がエスカレートして行くのを見て、これは、真実を形にしなければならないと考えた次第である。
ザウルス氏は、そこそこ年齢を重ねた方であると見受けられる。そして、嘗ては、「火星考古学」「海底考古学」とワクワク系コンテンツを提供してくれた方でもあるので、ここまでの追求はしたくは無かったのである。
それに氏の過去ログには、未だ有益だと考える「ボストンマラソン爆破テロ」の記事などが残っている。これらを全否定するつもりは無いが、ザウルス氏の地球や宇宙観についての考察は、全く頓珍漢なので、ここで指摘することにした。
私が、FAKE考古学のレッテルを貼ってしまう事により、氏の老後の楽しみを奪ってしまうのではないかと、多少心苦しい部分もあったのは事実である。
しかしながら、FAKEはFAKEなので、フラットアーサーとしての私の良心がこの記事を書かせてしまったのだろう。
さて、最後は、これを読んでくれた読者の方にお伝えします。
「zaurus/ザウルス」氏の提唱していた「火星考古学」及び「海底考古学」は、間違った画像解釈に依る、妄想を大きく発展させた「絵空事」であると。それに火星人は存在しないし、海底人も存在していない。
すべては、FAKEだと!!
コメント